ポケモン対戦初心者必見!初めてのポケモン対戦攻略

初心者でもすぐにバトルを楽しめるようになる基礎知識

ポケモンの4つの交代方法(後半):上からの交代技、下からの交代技【第3回】

 

 

③上からの交代技

例)

ミライドン(S135)のボルチェンや、

テツノツツミ(S136)のクイックターンなど

 

攻撃をしながら交代するので、気合いの襷潰しや、カイリューのマルチスケイル剥がしなどをしながらポケモンを交代させられる。また、相手のポケモンを倒しながら、裏に交代する動きは特に強力な動きになる。

相手の裏が既にわかっている場合など、相手を倒しながら、有利なポケモンに交代する事で、相手が起点を作る隙を作らさずに、有利な盤面を作る事ができる

 

 

注意1

上から交代技を打つ場合、自分の裏のポケモンは実質受け出しをすることになる。

そのため、引き先としては、一般的には受けポケモンや、クッションポケモンへ引く

 

注意2

先制技を打たれた場合は、相手に先に動かれるので、下からの交代技になってしまう

つまり、場に出ている自分のポケモンが攻撃を受けてから交代することになる

カイリューの神速など

なので、相手が先制技持ちの場合で、場のポケモンが攻撃を受けたくない場合には、交代技を打つよりも、通常のコマンド選択からの交代をして、受けポケモンやクッションへ引いた方がいい場合がある

 

 

 

 

ポケモンの4つの交代方法(前半):受け出し交代、死に出し交代【第2回】

その他の記事

はじめに:対戦エンジョイ勢になろう【第1回】

 

ポケモンの交代方法

ポケモンの交代方法には、大きく分けて4種類あります。

 

①受け出し交代

②死に出し交代

③上からの交代技

④下からの交代技

 

今回の記事では、

①受け出し交代と、②死に出し交代について説明したいと思います。

 

①受け出し交代

昔はよくネットでよく使われていた言葉だったのですが、最近ではこの言葉はあまり使われなくなったようです。

 

受け出しとは、コマンド選択画面でポケモンを選択して交代する、一番分かりやすい最も基本的なポケモンの交代方法になります。

 

ここで、重要な事は、ポケモンのターンの進み方です。

 

ポケモン1ターン内での進み方は基本的には、

 1. 素早さが速いポケモンの交代

 2. 素早さが遅いポケモンの交代

 3. 素早さが速いポケモンの技

 4. 素早さが遅いポケモンの技

という順番に進みます。

(※先制技は考慮しない)

 

つまりこれはどういう事かというと、

自分だけがポケモンを交代した場合、

 

自分のポケモンの交代

相手のポケモンの技

 

という事が起きるので、

自分の交代先のポケモンが、相手のポケモンの技を受ける必要があるということになります。

 

この事から、このポケモンの交代方法は受け出しと呼ばれます。

 

 

②死に出し交代

この言葉も最近ではあまり使われなくなったようです。最近ではよく「〇〇を切る(見切るという意味)」といったような表現をされる事が多いようです。

 

ポケモンは死んだ際には、新しく出すポケモンを選択する(交代する)為だけのターンが用意されます。

 

この事からこのポケモンの交代方法は死に出しと呼ばれます。

 

◼︎死に出しの実践パターン

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    相手:ハバタクカミ(S135)残HP1

 自分:リザードンS100)残HP1

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自分の裏:黒バドレックス(S150

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という状況があるとします。

 

 

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  ↓- 

 ×次のターンに死亡

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相手のハバタクカミの方がSが速い

次のターンでお互いに攻撃をし合うと、相手のハバタクカミの攻撃技から始まる

自分のリザードンは次のターンで死ぬ

一旦、お互いに先制技は、持っていないものと考えます。

 

・受け出しした場合

ここで、自分のリザードンをコマンド選択から、黒バドに交代する事を考えてみましょう(受け出しをする)。

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  ↓- 

 攻撃を受けることになる

 ↑↓--------

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黒バドへの交代から始まる

ハバカミの攻撃を黒バドが受ける

 

HP1リザードンを交代することで、リザードンを死なないようにしたとしても、リザードンにできる事はもうほとんどありません。(しかもハバカミにSも負けている)

 

しかし、黒バドを受け出しをした場合は、交代先の自分の黒バドが、無駄に相手のハバタクカミの攻撃を受けてしまうことになります。

 

これは、交代してリザードンを守った為に、黒バドが受け出しをする必要が出てきたからです。

 

・死に出しした場合

ここで、敢えて自分のリザードンが死ぬことは分かっている上で、居座って攻撃技を選択し、リザードンを切って退場してもらったとします。

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  ↓- 

 ×死亡

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↓↓↓

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 攻撃を受けないで出す事ができる

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リザードンが死ぬ

新しく出すポケモンを選択するターンが与えられる(黒バドを選択)

次のターンが始まる

 

この場合では、交代先となり、新たに出す黒バドは、相手のハバカミの攻撃を受けることなく、着地させる事ができます。これが死に出し交代です。

 

死に出し交代をすれば、受け出し交代とは違って、攻撃を受ける事なく、ポケモンを交代させる事ができるのです。

 

 

◼︎死に出しの実践パターン2

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相手の裏:レジエレキ(S200)残HP1 

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     相手:ハバタクカミ(S135)残HP1

自分:カイリュー@拘り鉢巻(S80)残HP1

   先制技、神速で拘り中

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自分の裏1コイキングHP1

自分の裏2:黒バドレックス(S150)残HP1

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という状況があるとします。

 

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  ↓- 

 ×次のターンに死亡

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先制技の神速でカイリューは先に動けるが、相手のハバタクカミはゴーストタイプで、ノーマルタイプの神速が透かされてしまう。

お互いに攻撃をし合えば、次のターン、ハバタクカミの攻撃で、カイリューは死んでしまう

※実際は、瞑想などの変化技も考えられますが、ここではハバカミは攻撃してくるものと仮定します

 

ここで、もう少し考えてみましょう。

相手の裏にはメチャクチャ速いレジエレキがいます。(なんならレジエレキはまだ見えてなくても良いです)

先ほどのリザードンとは違い、先制技が打てるカイリューは、HP1だとしてもまだやれる事があるので残しておきたいですよね。

 

 

・黒バドに受け出しする場合

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  ↓- 

 攻撃を受けて死亡

 ↑↓--------

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黒バドに交代する

ハバカミの攻撃を黒バドが受ける

 

これではハバカミを倒したかったはずの黒バドが攻撃を受けて逆に死んでしまいますね。

 

・黒バドを死に出しする場合

ここで、もはや何もできないに等しい、コイキングに交代してみることにします。

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  ↓- 

 攻撃を受けて死亡

 ↑↓--------

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↓↓↓

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 攻撃を受けないで出す事ができる

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コイキングに交代する(クッションに使う)

コイキングが死ぬ

新しく出すポケモンを選択するターンが与えられる(黒バドを選択)

次のターンが始まる

 

敢えてコイキングを切って、黒バドに死に出し交代させることによって、先制技のしんそくが使えるカイリューを生かしておきながら、黒バドへと無傷で交代させる事ができました。(ごめんね、コイキング

 

既に役目を果たし終えて、やる事がなくなったポケモンは、死に出しのクッションとして使う事で、本当に出したいポケモンを無傷で交代させる事ができるということです。

 

次回は③上からの交代技、④下からの交代技について書いていきたいと思います。

はじめに:これから対戦を始めて対戦エンジョイ勢になろう【第1回】

その他の記事

ポケモンの4つの交代方法(前半):受け出し交代、死に出し交代【第2回】

 

自己紹介

こんにちは。まず簡単に筆者の自己紹介をさせてください。筆者は現在、30代前半のポケモン対戦好きのおじさんです。

 

私は元々、高校〜大学生期に、ダイパやBW期などでポケモン対戦にハマっていました。当時は、ネットの情報から3値の概念などを初めて知りポケモンの奥深さを知って対戦に夢中になっていたのですが、社会人になってからは長らく、ゲームから遠ざかっていました。ポケモンSVで、子供が生まれた影響もあり、スイッチを購入したこともあって、久しぶりにポケモンに復帰しました。

 

ポケモン対戦の時代変化と新しい楽しみ方

当時のポケモン対戦は、ポケモン徹底攻略などのサイトや、ネット掲示板などから情報を入手するしかなく、一部のポケモンファンにしかポケモン対戦の存在が知られていないようなものでした。

しかし、私が10年程、ポケモンというコンテンツから離れていた間に時代が色々と変わったようです。

 

レギュレーションやシーズン制度の導入、順位の表示による対戦環境の更なる白熱。そして、SNSyoutubeなどが広まった影響で、ポケモンの対戦コンテンツが一般的な認識として広まり、特にポケモンSVでの対戦コンテンツは、公式大会の竜王戦や、テレ東主催のバトオフなど、SNSなどでも、大いに盛り上がりを見せておりました。

 

その一方で、SNSなどを眺めている内に、ポケモン対戦コンテンツを楽しんでいる層に、昔との違いの違和感を節々で感じるようになりました。それが、「エアプ層の増加」です。

※ここで私が特筆したいのは、私はエアプ層をバカにしたいわけではなく、「折角ポケモンを買ったのであれば、エアプに終わらないで、ポケモン対戦のコンテンツを楽しんでもらいたい」ということです。

 

このエアプ層の増加の原因には、名なポケモン動画配信者の発信している情報が偏っている事が大きく影響していると私は思っています。

 

私が知っていた時代の昔のポケモン対戦のコンテンツでは、

 ・ポケモン対戦やってる

 ・ポケモン対戦やってない

の2パターンしかなかったと思います。

 

それが現在では、

 ・ポケモン対戦やってる

 ・ポケモン対戦やってない

 ポケモン対戦知ってるしやってみたいけど難しそう

の3パターンになったように思います。

これがいわゆるエアプ層に当たると思います。

 

ガチ勢の影響と初心者の壁

また私が一番気になっていて、このエアプ層の増加の原因になっていると思われる、問題にしたい点というのが、「有名なポケモン対戦の動画配信者がガチ強者達しかいない」という部分になります。

 

また、有名なポケモン対戦配信者が出しているポケモン対戦コンテンツは、「ランクバトル参加者の数10万人の内、上位1〜3桁クラスを目指すような内容の、超上級者向けコンテンツが多いです

(一方で、ネタ枠のコンテンツも多く含まれているので、エアプのままの状態では、ネタ枠と上級者向けの内容の区別が付きにくいかとは思います)

 

また、SNSでたくさん上がってくるような順位報告の、レート2000やらレート1800やらの情報も、ランクバトル参加者の数10万人の内、上位1〜3桁クラスのガチ強者達の発信者が多いです

 

そういったガチの強者の人たちが発信する情報が、声が大きく発信されてしまっている現状があるように私は思います。

 

その為、ポケモン対戦に興味のなかった人達が初めてそのコンテンツを見たときに、ポケモンガチ強者達に向けた内容が、あたかもポケモン対戦をする人たちにとって、一般的な事かのように勘違いされてしまっている事が多くあると私は感じました。

 

これらによって、ポケモン対戦の存在が、昔に比べて広く知られたにも関わらず、かえってポケモン対戦の敷居をより高く感じさせてしまっているように思います。

 

ランクバトルを高校野球に例えてみたら?

ここで、この順位というものを高校野球に比較してみたいと思います。

SVランクバトルのS18対戦人口:約30万人

全国の高校野球部員数:約15万人

全国の高校野球部数:3800

 

つまり、

1桁:プロ

2桁:甲子園ベスト4スタメン(9人×4×2=72)

3桁:甲子園出場スタメン(9人×47×2=846)

4桁前半:都道府県ベスト4スタメン(9人×47×4×2=3384)

4桁後半:都道府県ベスト8スタメン(9人×47×8×2=6768)

5桁:各校の1〜3年の内のスタメン(9人×3800校=34200)

ぐらいのことという事になります。

(ランクマ人口が高校野球人口の倍くらいなので、最後に2倍している)

 

みなさんの周りに、野球部に入っていて、甲子園にスタメン出場できた友達は何人いますか?(私は1人もいません)

 

ここで、声を大にして言いたいです。

有名なポケモン対戦の動画配信者達が発信している内容は、野球ボールの握り方を教えるような内容ではなく、甲子園出場を目指すような人たちレベルの内容が多い

ということになるのです。まず読者の皆さんにはこの事をわかっていてもらいたいです。

 

対戦の楽しさを知ろう!初心者から対戦エンジョイ勢へ

私が思うに、昔のオンラインのポケモン対戦では、みんながみんな、レートや順位を上げることに躍起になって居たわけではありませんでした。(もちろん、ゲームの楽しみ方は人それぞれなので、順位をあげる楽しみ方をすることも人それぞれです。ちなみに私自身は良い時で、最終順位が4桁、最終レートが1700代程度の者です)

 

野球が好きで、野球をしてみたくて野球部に入ったのなら、最後まで補欠で終わったとしても、それはそれで別にいいとは思いませんか?

 

最初から甲子園を目指さないといけない訳ではなく、

野球の基礎を学ぶ

野球の基礎がわかってきて、段々と野球が楽しめるようになってくる。

試合結果に固執していく

というようなステップを踏んでいくような野球の楽しみ方で全然いいんじゃないかと思います。

 

ポケモンのランクバトルの対戦で、順位を上げることだけが正義という訳ではなく、好きなポケモンで対戦したり、マスターボール級を目指すような楽しみ方でも、充分に楽しめると思います。

 

その内に、ポケモン対戦の基礎がわかってきて、楽しさがわかってきたところで、次のステップとして、順位やレートに固執していけばいいのではないかと私は思います。

 

最後に。ポケモン対戦エンジョイ勢の増加を目指して

そういったガチ勢たちの声が大きすぎるあまりに、現在ネットに広がっている情報は、中級者〜上級者向けの情報ばかりになっていると感じます。

ポケモンの育成の仕方などの、対戦の始め方などの情報は見かけますが、ポケモン対戦の初心者が対戦をしている最中の基本的な考え方はもう暗黙の了解となってしまっていて、それらが説明されているネットの情報は私が知る限りでは全然見かけません。

 

昔からポケモン対戦をやっていた人達にとっては当たり前の、ポケモン対戦の1歩目の基本のキとなる情報がネットから抜け落ちているように私は思います。これではポケモン対戦を初めてみても、何が悪かったのかもわからず、全然ポケモンを使いこなせることもないままに対戦が終わってしまう事が多々あるかと思います。

 

私はそういったポケモン対戦の初心者の為に、「ポケモン対戦エンジョイ勢」の数を増やしたいなと思ったことがこのブログを始めようと思ったきっかけになります。

 

ポケモンランクバトルでは毎レギュレーションごとにいろんなルールが設けられていて、使えるポケモンの数は数100体以上もいます。

にも関わらず、ポケモン対戦人口はどんどん減って行ってしまっている現状もあるようです。

 

折角、毎回新しいルールが設けられているにも関わらず、そのポケモン達を対戦に使う事もなくポケモンを辞めて行ってしまうなんて勿体無いように思います。

勝ち負けにあまり拘り過ぎるだけでなく、色々なポケモンを使って、オンライン対戦を楽しんでみても、全然いいのではないでしょうか?

 

その事がランクバトルの人口増加に繋がればいいなと私は思う次第です。

 

私がこのブログで、今後書いていく記事の内容で、読者の対象としたいのは、「これから、初めてポケモン対戦を始めてみたい」「ポケモンのランクバトルでマスターボール級を目指してみたい

そのレベルの基本の内容になります。

 

甲子園を目指すような内容ではなく、野球の基礎を学び、野球を楽しめるようになり、まずは野球部のスタメンを目指すと言ったところです。

 

ネットに蔓延するガチ強者たちに比べたら、なんて事ない実力の筆者ですが、学生時代はポケモン対戦を楽しんでいましたし、SVではポケモン対戦自体は1000戦以上やってきました。

 

これから書く記事の内容をちゃんと理解していれば、対戦数を重ねれば、マスターボール級には辿り着けるくらいの内容になると思います。

 

また、書きたい内容としては昔から変わらない、ポケモン対戦としての共通項を想定しているので、次回作以降でも活かせる内容になると思います。

 

また、もしポケモン対戦を始めてみたいんだけど、ここがよくわからないというような初心者の方がおられましたら、お気軽にコメントもいただけましたら幸いです。

 

勝っても負けてもお祭り騒ぎ!バトルしようぜ!ポケモンバトル!

https://m.youtube.com/watch?v=eFkVeWdIyyM